タイヤのサイドウォール(側面)に下図のようなサイズが記載されています。
意味はこのようになっております。



その他にも、以下のようなサイズがあります!


205:タイヤ幅(mm) 40:扁平率(%) ZR:速度カテゴリー 17:リム径(インチ)


30:タイヤ外径(インチ) 9.50:タイヤ幅(インチ) R:ラジアル構造 15:リム径(インチ) 104:ロードインデックス(荷重指数) R:速度記号


145:タイヤ幅(mm) R:ラジアル構造 12:リム径(インチ) 8PR:プライレーティング(タイヤの強度)


7.00(700):タイヤ幅(インチ) R:ラジアル構造 16:リム径(インチ) 12PR:プライレーティング(タイヤの強度)

タイヤの外径を大きく変えてしまうとスピードメーターの誤差やボディーにタイヤが干渉する恐れがありますので
必ず外径の近いタイヤサイズを選ぶようにしましょう。



ロードインデックス(荷重指数)は、規定の条件下で、そのタイヤ1本に負荷できる最大負荷能力(最大荷重)を示す数値です。
「扁平率」
「タイヤ断面の高さ」が「タイヤ幅×扁平率」であることを表しています。
例えば、195/65R15の場合
タイヤ断面の高さ=195mm×65%=126.7となります。



速度記号は、規定の条件下でそのタイヤが走行できる最高速度を示す記号です。




■適正空気圧で使用する
タイヤの空気圧は定期的(1ヶ月に一度)に点検し、 自動車製作者の指定空気圧に調整してください。
自動車製作者の指定空気圧は車両の取扱い説明書、または、車両のドア付近等に表示されています。
タイヤの重要な役割である重さに対する強度は、空気圧によって、支えられる重さが変化します。
つまり、同じタイヤサイズでも、空気圧が変るとその強度も変化するという事になります。

適正空気圧は、タイヤサイズによって決まるのではなく、車につけた時に、そのタイヤにどれだけの重量を
負担させるのか、によって決まってきます。適正空気圧は自動車メーカーにより指定されているので、
それに従うのが空気圧管理の基本です。
空気は徐々に抜けてしまうものです。月に一度は点検しましょう。

■適正空気圧の決め方
購入した商品が新車装着タイヤと同サイズの場合:
自動車のドアサイドに記載されている、自動車メーカー指定空気圧で設定する。

新車装着タイヤからインチアップした場合:
扁平率が最も低い自動車メーカー指定サイズの標準空気圧と同じか、10〜20kpa(0.1〜0.2kgf/cm2)高めに設定し、
走行条件により調整する事をお勧めします。

一般的には扁平率の低いタイヤは空気容量が少なくなるので、1〜2割程高めに設定する事を推奨いたします。
タイヤ取り付けをご依頼する業者さんと相談して、操縦安定性や乗り心地のバランスがいい空気圧になるように
調整してください。



高速走行では、少しのアンバランスでも振動を生じる場合がありますので、
振動を感じたときはすぐバランスを調整しましょう。



ガレージ等の直射日光が当たらない場所に保管し、高温・多湿の場所に置かないようにしましょう。



乗用車用タイヤの使用限度はスリップサインが露出する残り溝が1.6mmまでとなります。
残り溝が1.6mmになる前に交換してください。
モーターサイクル用タイヤの場合は、残り溝が0.8mmまでとなります。

ただし、スリップサインが露出する前でもブロック等の状態によっては交換した方が良い場合がありますので、
定期的に専門店にて点検をご依頼ください。

冬用タイヤについては、残りの溝が新品時の50%未満になると、積雪・凍結路走行のタイヤとしては使用できません。
走行前にご確認ください。
また50%以上溝が残っている場合でも継続使用に適していない場合もありますので、
定期的に専門店に点検をご依頼ください。



スタッドレスタイヤの使用限界は、一般的に使用開始後3シーズンくらいだと言われています。
※製造年からの目安ではなく、使用開始からが目安です。

スタッドレスタイヤには通常のサマータイヤの使用限界を示す「スリップサイン」とは別に、
もうひとつ残りの溝の約50%の部分に設置されている「プラットホーム」というものが存在します。
これは、「スタッドレスとしての性能限界」を表すものです。

磨耗とは別によく言われる「ゴムの劣化」については、スタッドレスタイヤのトレッド面が、
時間的な経過に伴ってヒビ割れたり、硬化したりして本来の性能を失ってしまうことを言います。
スタッドレスタイヤに限らず、タイヤは使用開始後のタイヤ表面と路面との摩擦により、初めて劣化が始まります。



タイヤの規格には「JATMA規格」「ETRTOスタンダード規格」「ETRTOレインフォースド規格」などがあります。


日本国内のタイヤメーカーが定めた規格になります。国産新車装着タイヤの規格です。
Japan Automobile Tyre Manufacturers Associationの略でジャトマと読みます。


ETRTOスタンダード規格は、このマークがタイヤ側面に刻印されています。
正確にはECマークといい、ヨーロッパの規格になります。エトルト規格と読みます。
AUTOWAYのタイヤで「XL規格」「RFD規格」でないものは、ほとんどがこのETRTOスタンダード規格か同等規格になります。
空気圧の設定については下記の「規格毎の適正空気圧について」をご確認ください。


「REINFORCED」や「RFD」と刻印があるタイヤはレインフォースド規格のタイヤです。
通常より空気圧を高めに設定する必要があります。
空気圧の設定については下記の「適正空気圧について」をご確認ください。
「XL」や「EXTRA LOAD」のような刻印があるタイヤはエクストラロード規格と言います。
レインフォースド規格と同じ意味です。



JATMA規格とETRTO規格では、タイヤの設計が異なるため、ロードインデックスの考え方や、
適正空気圧の設定内容が変わってきます。以下に例を挙げて説明いたします。

(例)新車装着サイズが195/65R15 91Hに対して、215/45R17 91W XLにインチアップする場合
195/65R15のJATMA規格のロードインデックスが『91』とします。




上表はJATMA規格のロードインデックス(LI)と空気圧の関係について抜粋したものになります。
今回ロードインデックスは「91」としておりますので、黄緑色の部分をご覧ください。
JATMA規格の場合、ロードインデックス「91」のタイヤに空気圧を「240kPa」で設定すると
1本あたり「615kg」の重さに耐える事ができる、という事を示しています。(負荷能力)

次に、下表を見てください。



ETRTOレインフォースド規格のロードインデックス(LI)と空気圧の関係について抜粋したものになります。
今回ロードインデックスは「91」としていますので、黄緑色の部分をご覧ください。
ETRTOレインフォースド規格の場合、ロードインデックス「91」のタイヤに空気圧を「290kPa」で設定すると
1本あたり「615kg」の重さに耐える事ができる、という事を示しています。(負荷能力)

ここでお伝えしたい事は、同じロードインデックスでも、同等の負荷能力を得るには規格によって
空気圧の設定を変える必要がある、という事なのです。
規格毎のロードインデックスと空気圧の関係を表にいたしました。
ご参考にされてください。
※設定空気圧の求め方としては、まず装着される車両に必要なタイヤの負荷能力を把握し、次に、
取り付けるタイヤの規格とロードインデックスを確認し、その規格の「ロードインデックスと空気圧の関係表」を見れば、
車両に必要な負荷能力を発揮するために必要な空気圧を知ることができます。
ただし、インチアップされる場合など扁平率の低いタイヤはこれらの表よりも空気圧をかなり高めに設定した方が
良い場合もありますのでご注意ください。
※詳しくは取付ショップにてお尋ねください。



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